ハメス・ロドリゲス、レアルでの活躍の陰にメンタルの向上

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ハメス・ロドリゲスが着々とレアル・マドリードで実績を残している。先日、行われたリバプールとのチャンピオンズリーグの試合ではクリスティアーノ・ロナウドに浮き球の絶妙のラストパスを出し、見事なアシストを決めた。広い視野から繰り出されるラストパスとゲームコントロールはいまやチームにはなくてはならないものとなっている。

テクニック、体力などは申し分ないとされてきたハメスの唯一の弱点はメンタルだった。モナコ時代当時監督を務めていたクラウディオ・ラニエリはハメスについて「メンタルに問題があり、ディフェンスをおろそかにする傾向がある。FWのような考えを持っているけれど、ディフェンスもしっかりしないといけない」と指摘していた。攻撃に自信があるばかりに自分の仕事は攻撃することだけだと勘違いしていたのである。

一方でレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は早くからハメスのポテンシャルを見抜いていた。特に二列目の下がり気味のポジションに置くことで中盤でゲームを組み立てる役割を果たせると考えたのだ。

「ハメスと契約したときにフィジカルをテストをしたところ、とても耐久力のある選手だということが分かった。彼はMFの特徴を持っている。足技でプレーするのでそれほどスピードには長けていない。ただ、ものすごくスタミナがある。センターハーフには最適だと思った」。

センターハーフといっても攻撃だけでなくときにはディフェンスシブにもなる。そのためにカルロ・アンチェロッティ監督は攻撃と守備の切り替えを徹底させた。これが功を奏してハメスは自分のポジションに対する考えを改めていった。メンタルが向上したことによって今の結果が生まれたのだ。新しい指揮官の戦術に困惑したのもあったのかシーズンの初めはなかなかボールに絡めない時間もあったが今では見違えるように動きが変わった。ハメスはこれについて、「とにかく走らないといけない。でももうそれにも慣れた。それこそが監督が望んでることだから。ここにいられて幸せだし、言われたことはやるつもりだ」と、今の役割に満足感を示している。

好調の中、ハメスのレアル・マドリードは次戦FCバルセロナとのクラシコに臨む。試合は日本時間25日深夜1時にキックオフ。